分析された結果を別の分析に反映させる方法はありませんか?

支払い種別の分析を作成したく、例えば以下のようなデータをカウントするとします。

スクリーンショット 2024-01-11 10.46.56

ピボット or テーブル形式で計算をすると以下のような形になると思います。

スクリーンショット 2024-01-11 10.48.10

この計算結果から深掘りをするため、現金利用者のみにフォーカスして分析を行うと以下のようになります。

スクリーンショット 2024-01-11 10.49.19

このような形で1つ目の分析のビジュアルで取得した結果(利用者一覧)を別のビジュアルのフィルター条件にする、ということを行いたいのですが、どのように実装したらよいか、教えてください。

集計用計算フィールドを作成し、各ビジュアルにフィルターを設定する方法を選択してみてはいかがでしょうか?
実際に設定してみたスナップショットを添付いたします。

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ありがとうございます!

事前に計算とビジュアルをそれぞれ作っておくということですね。

実際にはもっと複雑なデータで実装しようと思った場合、それぞれのビジュアルを用意すると膨大な量になりそうなので、単純計算のビジュアルと、各支払利用者集計のビジュアルの2つを用意して、パラメータやアクションを利用して絞り込みを可変にしようとするのは現実的ではないでしょうか、、、?

@optarc.yamaji

そうですね、フィルター定義ではパラメータを使用することができるので、各支払利用者をパラメータ化して、そのパラメータをフィルターで使用することができます。パラメータへの設定は、リーダーにリストから選択させたり、またはビジュアル上のアクションでも可能です。

@Wakana

ありがとうございます!

各支払利用者をパラメータ化して

ここのイメージが明確に掴みきれていません。
もう少し詳しく教えていただけると助かります。

@optarc.yamaji

横から失礼します。

パラメータを使わずとも以下のような計算フィールドと単純なフィルタの利用で実現できるのではないでしょうか。

参考 クレカ利用者の計算フィールド

sum(ifelse(credit='◯',1,0))

単純集計

現金利用者のみで集計

現金、電子マネー併用者のみで集計

@yusukez

ありがとうございます。

実際のデータで試しに対応してみます。

@yusukez

頂いたやり方だとそれぞれの計算フィールドとそれぞれのビジュアルが必要であると思うのですが、認識はあっていますか?

元データの形がわかりやすくするのに、まとまった形で表現していましたが、実データは以下のような形で保有しています。

こちらだとフィルターを利用した集計が難しく、現金に’◯’がついたユーザーに絞り込んで集計するにはどのよういしたらよいでしょうか?

単純に支払い方法と利用フラグでフィルタ掛けるだけだとダメですよね?
そうだとすると、少しややこしくなりますが、以下のように対応可能かと思います。

1. パラメータを作成する (pPayment という名前で作成。単一の値、デフォルト値は 現金 を設定)

2. パラメータコントロールを追加する (支払い方法 という名前で作成)

image

特定の値で、 現金credit電子マネー を改行して入力する。

3. 2 で作成したパラメータを受ける計算フィールドを作成する。

※ 以下、コピペ用

maxOver(ifelse(支払方法=${pPayment} AND 利用フラグ='◯', 1, NULL), [利用者], PRE_AGG)

4. 支払い方法判定をフィルタに設定 (NullオプションでNullを除くを選択)


完成例:現金利用ユーザーに絞って集計

完成例:credit利用ユーザーに絞って集計

完成例:電子マネー利用ユーザーに絞って集計

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@yusukez

ありがとうございます!
実際に行ってみたところ、やりたいことが実現できました。

maxOverについても理解が不十分だったところ、今回の件で理解が深まりました!
このようなやり方ができるのだと目からウロコでした。

本当にありがとうございました。

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