テーブルを用いる際にビジュアル上でのフィルターやグループ化後の値に対して計算を適用したい

Quicksightを利用して次のような分析を行いたいと考えています

入力とするデータセットは添付画像のような、Small ID・日付に対してユニークな予測値・実測値・誤差の2乗のデータで、Small IDにはそれを集計するための中集計ID・大集計IDが付与されています。

このデータを用いて、任意の期間・中集計ID・大集計IDに対するMSEとRMSEを表示したいです。
期間の絞り込みはデータセットパラメータで行い、大・中集計IDの絞り込みはピボットテーブルのグループ化、もしくはテーブルのグループ集計で行いたいです。

上記のような分析を作ろうとした際に、MSEであればピボットテーブルを用いて誤差の2乗の列の集計方法を「平均」と設定することで期待通りの動作となりました。
しかし、RMSEの場合ピボットテーブルにデフォルトで用意されている合計や平均などの集計方法で定義通りの値を求めることは不可能と認識しています。

計算フィールドを利用することも試みましたが、計算はピボットテーブル上での操作の前に行われ、グループ化やフィルタリング操作の結果に対する集計は結局合計や平均など限られた手段のみとなりそうです。

そこで、テーブル・ピボットテーブル上の値について、分析・ダッシュボードでのフィルタリングやグループ化の操作結果に対する計算の結果を表示する方法はないでしょうか。
もし良い方法があればご教示いただけると助かります。よろしくお願いいたします。

@KRemote さん、QuickSight Communityへのご投稿ありがとうございます!

テーブル・ピボットテーブル上の値について、分析・ダッシュボードでのフィルタリングやグループ化の操作結果に対する計算の結果を表示する方法はないでしょうか。

RMSEについては以下の計算式で、ご要望が実現できるのではないかと思いますがいかがでしょうか?

sqrt(sum({Squared Error})/count({Squared Error}))

こちらをピボットに組み込んでみると以下のようになります。

これを折り畳んだり…

コントロールフィルタで対象を絞ったり…

しても、正しい計算ができているかと思います。
(一応Excelで計算したRMSEの結果と一致しているのは確認しているのですが、RMSEについては幾分不慣れなため、もし間違っていたり、期待の挙動に齟齬があればご指摘ください。)

ご確認いただけますでしょうか。

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ご教示いただいた方法を試したところ、意図通りRMSEを求めることができました
別の場面で計算フィールドを用いた際に、集計の選択肢に合計や平均しかでてかなかったため不可能なものと思い込んでおりましたが、sumやcountなどの集計関数をもちいた計算フィールドでは、集計の方法が「カスタム」となって意図通りの計算が実現できるのですね。
勉強になりました。ありがとうございました。